JA新いわて二戸営農経済センターは6月18日、二戸市の二戸野菜集出荷場でサクランボ出荷規格指導会を開いた。生産者33人が、生育状況と出荷規格を確認した。
二戸地域は、県内一のサクランボ産地で、主に「佐藤錦」と「紅秀峰」を栽培。7月中旬まで出荷が続く。今年は、前年並みの6.5トンの出荷を見込む。
着色度合や基準糖度を超えるなど、厳選された佐藤錦を「夏恋(かれん)」、紅秀峰を「岩手の極み」として販売し、贈答用として人気が高い。
出荷規格にはカラーチャートを用いて、着色のむらを減らし、品質安定を図っている。JAの担当者は「今年も多くの人に二戸産の旬のサクランボを味わってほしい」と話す。