元祖軽トラ市で知られる「しずいくいし軽トラ市」が5月4日、雫石町のよしゃれ通りで開かれた。県内の若手農家が集い、自慢の野菜などを販売。今年初の開催で大勢の来場者が訪れ、菌床シイタケ、野菜や花の苗などを買い求め、生産者と交流を深めた。
同町で菌床シイタケを生産する櫻田大河さん(30)は、県内の農家仲間に声をかけ、「WAKODO(わこうど)」の名前で2021年から出店している。6戸のメンバーが、生産する旬の野菜などを販売する。櫻田さんは「若手農家との交流を深めながら、消費者とのつながりを大切にしていきたい」と意気込む。
盛岡市でトルコギキョウなどの花を生産する山口雅暁さん(31)は「今年も消費者との交流を楽しみたい」と話す。
しずくいし軽トラ市は11月までの第1日曜日(7月だけ19日)に開かれ、WAKODOのメンバーらは、自ら生産する旬の野菜や花などを持ち寄り販売する。