ＪＡ新いわて南部地域花卉生産部会雫石支部は2月9日、雫石町で「生産販売2億円達成大会」を開いた。主力品目のリンドウが前年対比151％の8229万円、小菊やユリなどの出荷も堅調に進み、販売額が過去最高となる2億2207万円となり2億円を達成した。

大会には生産者や関係者ら約50人が出席し、2億円達成を祝った。

ＪＡでは、リンドウの新品種への改植や高温対策の実証にも積極的に取り組み、新規栽培者向けの体験会を開き生産拡大につなげてきた。また、露地栽培と施設栽培の組み合せにより約30品目を栽培する周年出荷産地のメリットを生かし、生産者ごとの作付品目の見直しも進めてきた。

今後は、全生産者との個別面談を実施し生産拡大につなげ、市場など出荷先との連携を強化することで有利販売につなげ、3年後の2025年には、2億3100万円の販売を目指すことを確認した。