2026年06月24日 (水)
畑ワサビの生産量日本一の岩泉町で、原料用の畑ワサビの出荷が始まった。同町では、2019年から畑ワサビの生産者を目指す地域おこし協力隊の募集を始め、本年度は任期を終えた1人が就農し出荷を始めた。
協力隊として、京都府から移住した小笠原竜慈さんさんは、京都にいた時に食べた粗切りワサビのおいしさに感動しワサビ農家を目指した。協力隊として畑ワサビ栽培を学び6月に就農した。
小笠原さんは「協力隊として学んできたことを実践し、しっかり出荷していきたい」と話す。
また、JAは町や関係機関と連携し、洗浄作業を省いた「丸掘り(未洗浄品)」の出荷体系の導入や、農福連携などによる出荷調整作業の省力化に取り組み、作付面積の拡大を進めている。本年度は、近年影響が出てきている高温や干ばつの対策にも取り組む。
宮古営農経済センターの林将希さんは「生産者の高齢化や気象条件などの課題を関係機関と一緒に取り組み、産地としての責任を果たしていきたい」と話す。
畑ワサビは、練りわさびなどの加工用としてわさびメーカーに出荷している。10月末までの出荷で、本年度は8000万円の販売を計画している。