岩手県岩手町のＪＡ新いわて東部育苗センターで、キャベツ「いわて春みどり」の播種（はしゅ）が本番を迎えている。１２８穴や２００穴のトレーに種をまく作業は多い時だと１日に約１０００枚処理する。７月中旬まで続く予定だ。

トレーは出芽室に２日間保管。その後、ビニールハウスに移して２５～３０日で農家へ運ぶ。育苗センターの利用者数は１００人ほど。１シーズンで２万７０００枚出荷する。

ＪＡ新いわて東部地域春みどり専門部会は２０２４年度、４００ヘクタールに作付けし、７月～１０月末までの安定出荷で販売額２０億円を目指す。