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営農事業

営農レポート

2020/07/15 営農ニュース

農薬は適正に使いましょう

不適正な農薬使用を防ぐためのポイント

適用農作物を確認

  • 農薬は製剤ごとに使用できる農作物が異なります。また、名前や形状が類似した農作物に使用できる農薬でも、使用したい農作物に使用できるとは限りません。
  • 使用したい農作物がラベルに記載されているか必ず確認しましょう。

使用量・希釈倍数を確認

  • ラベルに記載されている使用量・希釈倍数を確認しましょう。
  • 農薬を調製する時には、使用する農薬の量の計算間違いに注意しましょう。

使用時期を確認

  • 農薬には「収穫〇日前まで」といった使用時期が定められています。農薬を使用する前に、必ずラベルの使用時期を確認し、収穫予定日までの日数が確保されているか確認しましょう。
  • 農作物を収穫する前に、農薬の使用記録簿により農薬を使用した日から農作物を収穫するまでの日数が農薬のラベルどおり確保されているか確認しましょう。

使用回数を確認

  • 農薬は、その含有する有効成分ごとに使用できる総使用回数が定められています。使用記録簿には有効成分ごとの使用回数を記載し、農薬の使用前に使用記録簿とラベルにより使用回数を確認しましょう。
  • 購入した種苗に農薬が使用されているかどうかを確認し、あらかじめ自身が使える農薬の使用回数を把握しておきましょう。

残留基準値超過の原因は?

農薬の残留基準値超過を防ぐには、どのような原因で、超過が起こるのかを知っておくことが重要です。
近年の残留基準値超過の主な原因は、以下のとおりです。

  • 使用する農薬に対する慣れから、ラベル(使用時期・希釈倍数等)を確認しなかった。
  • 近隣のほ場で栽培している作物に使用した農薬が飛散した。
  • 名前や形状が類似した農作物に適用があることから、使用したい作物にも適用があると思い込み、誤って使用した。
  • 防除器具の洗浄が不十分であったため、別の農作物に使用した農薬が混入した。
コロたん

ラベルの確認不足や思い込みによって誤って使用した事例が多いんだね。
「いつも使っているから自分は大丈夫!」と思っていても、実は適用農作物、使用量・希釈倍数、使用時期、使用回数等を間違えて使っていることも。
使い慣れた農薬でも使用前には、必ずラベルを確認しましょう!