2026年04月29日 (水)
岩手町の精肉店「肉のふがね」は4月29日、出荷が増える「岩手短角和牛」の旬の到来を祝うイベントを開いた。ビュッフェスタイルで、岩手短角和牛1頭丸ごとをステーキやすしなど9種類の料理で味わった。「いい肉」の語呂に合わせ、午前11時29分にカウベルを鳴らして、旬の到来を祝った。
岩手短角和牛は、夏に山間部で放牧され、冬に牛舎に戻る「夏山冬里」方式で飼養される。イベントは、出荷が増える春に多くの人に味わってもらう契機にしようと、2018年から行っている。
盛岡市から訪れた柴春圭さんは「短角牛が好きで2回目の参加。どの料理もおいしかった」と話す。
同店の府金伸治代表は「1頭丸ごとおいしく食べられるメニューを用意した。岩手短角和牛を全国にPRできるイベントにしていきたい」と話す。
また、闘牛でも活躍する短角牛が来場者と触れ合った。この短角牛のオーナー、柿木敏由貴さん(53)は「イベントをきっかけに、短角牛の味や歴史をしってもらえたらうれしい」と語った。
岩手短角和牛は「日本短角種」で、和牛生産の1%に満たない希少な赤身肉が特徴。大自然の中でストレスなく育ち、脂肪分が少なくヘルシー。うま味のもとのアミノ酸を多く含み、かめばかむほどおいしさが広がる。