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東部エリア 2025年12月13日 (土)

クリスマス需要に向けイチゴ出荷最盛 
通年のイチゴ産地へ

盛岡市玉山地区の玉山龍輔さんのハウスで、クリスマスで需要が高まるイチゴの出荷が最盛期を迎えている。本年度はハウスを増棟し、3棟(12アール)のハウスでイチゴを栽培。夏秋トマトが終わる11月下旬から出荷が始まった。

ハウス43棟(1.27ヘクタール)で夏秋期の大玉トマトを生産する玉山さん。規模拡大に伴い雇用も増え、現在は5人を通年雇用する。冬場の安定収入に向けて2023年度からイチゴ栽培を始めた。同市の玉山地域では、玉山うるおいイチゴ園が夏イチゴを生産し、ほぼ年間を通してイチゴが生産されている。

玉山さんは「安定した通年雇用に向けてイチゴ栽培を始めたが手応えを感じハウスを増棟した。イチゴは鮮度が落ちやすいので、イチゴが通年ある産地として地元への認知度を上げていきたい」と話す。  

本年度の出荷は翌年5月まで。10アール当たり収量8トンを目指し、イチゴを冬場の収入源として栽培技術を磨いていく。

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