2025年11月18日 (火)
JA新いわて宮古地域でニンジンの出荷が本番を迎えている。宮古営農経済センターでは、沿岸地域の気象条件を生かし、複数品目の野菜の作付けによる長期出荷で農家の所得向上に取り組む。秋冬ニンジンは翌年1月まで出荷の予定。
同地域では、春ブロッコリー、キュウリやピーマンなどの夏秋野菜、秋冬ニンジンや秋ブロッコリーなどの作付けを勧め、園芸産地の振興を進めている。
田野畑村のニンジン約3ヘクタールを作付けする中村真文さん(45)は「キュウリ、ピーマン、ダイコンの出荷が終わりニンジンの出荷が始まった。生育も順調なので、しっかり出荷していきたい」と話す。
同センターの石井健吾さんは「宮古地域は比較的温暖なため、複数品目の組み合せで野菜の長期出荷が可能。秋冬ニンジンは今年8人が作付けしているので、しっかり販売してきたい」と話す。