リンドウ生産量日本一の八幡平市で、鉢物リンドウの出荷が最盛期を迎えている。八幡平花卉集出荷場では「敬老の日」の需要期に向けて、9月中旬までに約5万鉢のリンドウの出荷を計画している。
同市では、「安代りんどう」のブランドで、青系の「シャインブルーアシロ」、ピンク系の「メルヘンアシロ」、白系の「クリスタルアシロ」などに加え、八重系の3品種を全国の市場に向けて出荷している。八重系は、水色の「あしろブーケアクア」、青系の「あしろブーケマリン」、ピンク系の「あしろブーケロゼ」の3品種で、花が大きくボリュームがあり、花が咲きそろうと鉢がブーケのように花で埋め尽くされる。
八幡平営農経済センター安代地区担当課の遠藤隼也さんは「鉢物はそのまま飾れるので、安代りんどうの独特の色合いを楽しんでほしい」と話す。
出荷は10月末まで続き、本年度は11万鉢の出荷を計画している。