2026年04月22日 (水)
八幡平市で九条ネギを生産する合同会社みのり風土が建設を進めてきた青ネギ出荷貯蔵施設が完成した。出荷が始まる6月下旬から本格稼働する。本年度は同法人と3戸の農家が16ヘクタールの作付けで1億3000万円の販売を目指す。ホウレンソウやトマトに続く特産として産地化を進め、夏秋期の産地としての期待が高まっている。
同施設は、九条ネギに特化した施設設計により調整から出荷までの作業が効率化され、日量400箱(1箱10キロ)の処理が可能になる。予冷庫を3室備え、収穫した九条ネギを調整から出荷まで温度管理することで、品質を保ったままの出荷が可能になる。
4月22日、竣工式を開き、関係者約40人が出席。テープカットで完成を祝った。
代表社員の村上博信さんは「多くの方の協力で完成できた。九条ネギを、八幡平市を代表する特産に育てていきたい」と意気込む。
出荷先で九条ネギの加工販売をする、こと京都の山田敏之代表取締役は「西日本では夏秋期を栽培が難しくなっている。夏秋期の産地として期待している」と話した。
同市での九条ネギの栽培は、こと京都が扱う品種や栽培方法を学び2019年に40アールから始まった。近年の温暖化の影響で西日本での夏場の栽培が難しくなったことで、同市は夏秋期の産地として期待が高まった。生産者が増えたことから、25年に青ネギ研究会「葱人neginchu(ねぎんちゅ)」を立ち上げ、作付け拡大を進めている。