2026年02月09日 (月)
県は2月9日、2025年度デビューした県オリジナル水稲品種「白銀のひかり」の交流会と全体研修会を開いた。交流会には生産者と実需者、関係機関など約80人が参加し産地や量販店など実需者の販売状況などを紹介し交流を深めた。また、料理の提案として和食、中華、洋食の3品を味わい、料理特性など白銀のひかりの特徴を共有した。
久慈市で白銀のひかりを栽培する岩手県白銀のひかり栽培研究会の新井野勉会長が、栽培研究会についてや栽培の状況、PR活動など産地の取り組みを紹介した。新井野会長は「昨年10月から販売が始まったが実需者の声が聞けるのは貴重。意見を聞き栽培技術の研鑽に励み良質米を生産することで、生産者、実需者、関係機関一体となり盛り上げていきたい」と話す。
「白銀のひかり」は、県北地域での栽培に適した品種として、約10年かけて開発された県オリジナル品種。粒が大きくしっかりした食べ応えと、さっぱりした甘味が特徴。25年度は110ヘクタールの作付けで約500トンを出荷し、JA新いわて管内が95%を占める。県では28年度までに1500ヘクタールの作付けを計画している。
県農林水産部流通課流通企画・県産米課長の照井儀明さんは「実需者を含めた交流会は初の開催。新品種を定着させるためにも今後も交流の場を設け、白銀のひかりへの理解を深め生産者の生産意欲向上につなげていきたい」と話す。
また、全体研修会には生産者と関係者約80人が参加。25年度の生育経過や試験研究の結果を確認し、26年産に向けた技術対策など確認した。