2025年12月17日 (水)
JA新いわて南部営農経済センターと南部花卉生産部会は、2025年の1月から11月末までの販売実績をまとめた。全体で2億6487万円と、24年の2億4401万円を上回り4年連続で過去最高を更新。品目別ではリンドウが1億3160万円で、昨年に続き1億円を突破した。
12月17日に南部営農経済センターで開いた生産・販売実績検討会で報告した。検討会には生産者ら22人が参加し、本年度の課題などを洗い出し、次年度に向けた取り組みなどを確認した。
主力のリンドウは、新規栽培者の取り込みと、JAと部会が協力してサポートに取り組み、過去最高となった前年を上回る1億3160万円(前年同期比126%)となった。茅橋寿男部会長は「近年、リンドウは若手の生産者が増え、来年も新たなメンバーが増える予定だ。新規栽培者をサポートしながら花き生産を盛り上げていこう」とあいさつした。
南部地域では、リンドウ、小菊、ユリを中心に約30種類の花を通年で出荷し、12月末で2億7000万円の販売を見込んでいる。