2025年12月03日 (水)
JA新いわて稲作生産部会は12月3日、盛岡市内の量販店で「白銀のひかり」の試食販売会を開いた。来店者らに炊飯した米を試食してもらい、今年デビューした新品種の食味の良さをPRした。
「白銀のひかり」は、約10年かけて開発された県オリジナル水稲品種。寒冷な県北地域での栽培に適し、JA管内で本年度は約100ヘクタールに作付け。炊き上がりの白さと粒の大きさ、さっぱりとした甘みが特徴。
試食した滝沢市の菊池由起子さんは「もちもちしていて甘くておいしい」と笑顔で話し、評価は上々だ。
久慈市で1.7ヘクタールに作付けする県白銀のひかり栽培研究会の新井野勉会長は「おいしいお米に仕上がった。知名度を上げ多くの人に味わってほしい」と話す。 JAでは「銀河のしずく」に次ぐ県オリジナル水稲品種として、今後作付けの拡大を進めていく。