2025年10月07日 (火)
JA新いわて南部営農経済センター管内で、9月末時点のリンドウの販売が1億3032万円(前年度比125%)となり、過去最高となった昨年度の実績を突破した。本年度の出荷は10月末まで続く。
JAでは、新規栽培者の始めやすさを意識し、実際にリンドウを栽培してもらうため、毎年圃場(ほじょう)見学会を開いてきた。また、部会と協力してマルチ張りなど圃場作りのサポートや部会員の作業手伝い、知識・経験を積める場を作るなど、取り組みを進めてきた。
現在リンドウを生産する24人のうち、この9年間で12人が新規で始めた。販売額も毎年、増加を続けている。
就農2年目の細川梨良さんは「分からないことを聞きやすい環境で助かっている。生産者間のつながりもあり、始めやすい環境を作ったJAの担当者に感謝している」と話す。
同センターの水本あゆみさん「当初、新規で始めた生産者も経験を積み、これから始める人に教えられるようになってきた。生産者と力を合わせ、花の産地としてさらに盛り上げていきたい」と意気込む。