2025年10月06日 (月)
八幡平市だけで生産されているエンジェルウィングスの本年度の出荷が10月上旬から始まった。南米チリ原産のキク科の多年草で、白い産毛で覆われたフェルト生地のような質感の厚みのある葉が特徴。寄せ植えやクリスマス時期に需要が高い。出荷は翌年の春まで続き、37000ポットの出荷を予定している。
エンジェルウィングスは、チリとの技術交流をきっかけに八幡平市だけで生産が許可された国内では希少な植物で、現在は市内の4戸の農家が生産している。 JA安代地区担当課の遠藤隼也さんは「寒さに強いので、ふわふわ触感のエンジェルウィングスを楽しんでほしい」と話す。