岩手町立一方井中学校の1年生16人は9月3日、農業酪農体験学習で一方井地区営農組合とプロスパー・デーリー・ファームを訪れ、体験などを通して地域農業への理解を深めた。
同校では、進路学習の一環として農業、酪農の職場体験を行うことで、一方井地区の基幹産業である農業を理解し、自分の将来について考える機会としている。
生徒らは、ピーマンの収穫や子牛への授乳などを体験し、ドローンによる農薬散布や搾乳作業などを見学した。
遠藤大史さんは「農業が盛んな地域だと実際に見て分かった。子牛へ授乳したのは初めてで驚きも多かった」と話す。
プロスパー・デーリー・ファーム社長の松本剛さんは「貴重な体験になったと思う。地域の農業に興味と理解を持ってもらうきっかけになればうれしい」と話す。