岩泉町の「道の駅いわいずみ」に7月中旬、地元のブランド牛「いわいずみ短角牛」を購入できる自動販売機が稼働した。同町で2024年から精肉店を営む鎌田優さんが、地元で生産される「いわいずみ短角牛」を気軽に買えるようにと設置。24時間いつでも購入でき、売り切れ商品もでるなど観光客や地元住民から人気が高い。
自動販売機では、モモやバラ、ハラミやサガリの定番商品からタンやレバーなどの希少部位が購入できる。鎌田さんオリジナルのハンバーグやホルモンも人気だ。中でも、2000円で4000円相当、3000円で5000円相当の商品が当たる、お楽しみパックは人気が高い。
鎌田さんは「自動販売機での販売は生産者からアドバイスがきっかけ。『いわいずみ短角牛』を知って食べてもらうきっかけにつなげたい」と意気込む。
鎌田さんは、畜産での就農を目指し2022年7月から岩泉町の地域おこし協力隊として活動。いわいずみ短角牛の魅力を感じながらも、流通、販売といった課題も見えた。久慈市の精肉店で精肉加工の技術を学び、24年9月に精肉店「岩泉短角家」を開業した。短角牛発祥の地として守り受けついできた生産者の思いを胸に、生産から流通、販売までの循環させる仕組み作りに奮闘している。自動販売機での販売は、「いわいずみ短角牛」のPRと販路拡大への役割として関係者からの期待も高い。