暑い日が続く中、盛岡市のイチゴ農家が販売するけずりイチゴが人気を集めている。7月上旬から収穫が始まった夏イチゴを冷凍したものを使い、薄く削ったイチゴ100%の商品。甘酸っぱさが特徴の夏イチゴで涼を感じられ、多い日には400食以上を販売する。
同市の玉山うるおいイチゴ園(代表:菊地潤)は、2021年から夏イチゴの生産を始めた。生食用として出荷していたが、規格外のイチゴの有効活用に向け24年からキッチンカ―で規格外の冷凍したイチゴを使用したけずりイチゴの販売を始めた。平日は夏イチゴの生産、週末はキッチンカ―でイベントなどに出店し、けずりイチゴを販売している。
同園の菊地さんは「夏イチゴは程よい酸味もあり、溶けてもイチゴなので水っぽくならない。暑い時季にけずりイチゴで涼を感じてほしい」と話す。
けずりイチゴの販売は10月末まで、週末のイベントに出店する。出店予定はインスタグラムから確認できる。