八幡平市で九条ネギを生産する合同会社みのり風土は6月6、7の両日、JGAP(農業生産工程管理)の更新審査を受けた。審査会社の審査員が審査項目に沿って審査した。
同社が生産する九条ネギの多くは加工用として出荷。認証GAP取得農場指定の出荷先が増えている。
同社社長の村上博信さんは「23年の認証取得後、出荷先が増えている。GAPに取り組むことで作業が見えるようになりムダが減り効率が良くなった」と手応えを話す。
本年度は12ヘクタールに九条ネギを作付けし、6月下旬から出荷が始まる。
JGAPは日本GAP協会が行う農業生産活動の持続性を確保するため、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理に関する認証制度で、113項目の審査を受ける。