夢ネット(各地の話題)

二戸エリア 2025年06月04日 (水)

奥中山高原レタスの生産から販売を体験 
地域の「宝」理解深める

「いちのへふるさとPR大使」である一戸町奥中山中学校の3年生18人は2025年度、地元で生産される「奥中山高原レタス」を自ら育てて7月に販売する。体験を通して、地域の「宝」である東北一のレタス産地への理解と感心を高めてもらうためにJA新いわてと一戸町が企画した。生産から販売までを体験するのは今年が初めて。

定植作業は6月4日、同町の山下正義さんの圃場で行われた。生産者から指導を受け5アールの圃場に約4000本の苗を植え付けた。

定植作業を体験した春川遼星さんは「コツを掴んでからは上手く植えられ、収穫が楽しみ。いつも食べているおいしいレタスを消費者にPRしていきたい」と話す。

JA二戸地域野菜生産部会奥中山支部レタス専門部部長の高橋政一さんは「7月には大きく育っていると思う。東北一の産地で採れたレタスを広くPRしてほしい」と期待を述べた。

今後は7月9日に収穫し、翌10日に盛岡市内の量販店で販売する。また、生産者ならではのレシピを参考とした料理実習も予定している。

定植作業の体験の様子
定植作業の体験の様子
定植作業の体験の様子
定植作業の体験の様子
定植作業の体験の様子
夢ネット新いわてに戻る
もっと見る