東北一のレタス産地である、一戸町奥中山地域でレタスの出荷が始まった。この地域のレタス栽培は60年を超える歴史を持ち「奥中山高原レタス」と親しまれている。本年度は10月末までの出荷で10億円の販売を目指している。
JA新いわて二戸地域野菜生産部会奥中山支部レタス専門部と二戸営農経済センター一戸地区担当課は6月2日、本格出荷を前に奥中山野菜集出荷場で出荷規格目揃い会を開いた。生産者と外国人技能実習生ら約60人、取引市場や関係者が参加。良品出荷をした。専門部役員が品質のばらつきがないように、収穫や箱詰め、荷造りのポイントを説明した。
専門部長の高橋政一さんは「東北一のレタス産地としてのプライドを持って、しっかり出荷していこう」と呼びかけた。
JAの坂本壮汰さんは「独自の検査体制を継続し、良品質なレタスを安定出荷することで産地への信頼を高めていきたい」と話す。