JA新いわて岩手町育苗センターで、2025年産米の水稲の播種作業が始まった。4月26日まで続く。1日5000箱の育苗箱に播種機で種をまく。
出芽機で3日間保管した後、芽を出した育苗箱はビニールハウスに移して管理し、5月中旬から農家に引き渡す。
同センターでは、6万2千箱(約250ヘクタール分)の育苗箱に、「銀河のしずく」「いわてっこ」など9種類の種をまく。
東部営農経済センター米穀園芸課の三浦悠暉さんは「ハウス内が30度以上になると病害虫が発生しやすくなる。しっかり温度管理し、良い苗を生産者に引き渡したい」と話す。