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宮古エリア 2023年03月11日 (土)

10アール収量5トン確保へ アンジェレ播種作業始まる

JA新いわての宮古エリアで、全農オリジナル品種のミニトマト「アンジェレ」の播種が始まった。「アンジェレ」はへたなし、ばら出荷などによる収穫・調整作業の省力化が可能で、土地の少ない地域での施設栽培の品目として期待される。「アンジェレ」は契約販売で価格が安定しているため、計画を立てやすいのもメリットだ。

同地域では2021年から栽培を始め、今年新たに1人が取り組む。10アール収量の目標5トンを目指している。

宮古市の扇田さんは「今年で3年目の作付けになる。しっかり手を掛けることで目標の収量はいけると感じている。また、出荷時の労力が比較的かからないので夏秋期の主要品目にしていきたい」と話す。

宮古営農経済センターの佐々木さんは「『アンジェレ』は収穫・調整作業の省力化が可能で、出荷ロスが少ない品種。基本的な管理作業を徹底することで収量の確保は可能だ。土地の少ない地域の夏秋期の施設栽培品目として期待は高い」と話す。

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