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二戸エリア 営農情報 2022年11月30日 (水)

リンドウ生産者と個別面談中長期的な経営計画を相談

二戸営農経済センターと二戸農業改良普及センターは11月25、28、29、30の4日間、管内3市町村でリンドウ個別面談会を開いた。

約40人の全生産者と、個別の面積台帳を基に今年度の出荷・販売実績値と過去のデータを確認し、中長期的な経営計画を相談した。所得向上に向けて新改植や新品種の導入、肥培管理法などを話しあった。

リンドウは定植5年を超えると、収量の減少と病害虫などの被害による品質低下が見られる。毎年安定した数量を出荷するため、7年前から面積台帳を活用し、新品種導入や適正な改植期を見定めている。

九戸村の大崎キヨさんは「全体の研修会に比べ、個別面談だと細かいことまで聞けるので助かっている」と話す。

同センターの林拓真さんは「個別面談を始めて4年目になる。個別に栽培条件が違うので生産者にあった指導ができるのがメリット」と話す。

同センターは、面積台帳を活用した効率的な新改植と、個別面談による個々の課題解決への取り組みを進め、10アール当たり収量は昨年度より約1割向上している。

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