「いちのへふるさとPR大使」の一戸町立奥中山中学校3年生の17人は7月10日、盛岡市内の量販店で前日収穫したレタスの販売を体験した。生徒らは6月上旬に定植し育ったレタスを収穫して販売までを体験することで、地元で生産される奥中山高原レタスへの理解を深めた。
この取り組みは、体験を通して地域の「宝」である東北一のレタス産地への理解と関心を高めてもらうためにJA新いわてと一戸町が初めて企画した。定植から収穫までは、JA新いわて二戸地域野菜生産部会奥中山支部レタス専門部のメンバーがサポートした。
生産から販売まで体験した上山瑚々さんは「生産する大変さも経験できたが、販売では奥中山高原レタスを知っている人が多くうれしかった」と話す。
同専門部長の高橋政一さんは「地元で生産される東北一のレタス産地での体験を通して得たものを広くPRしてほしい」と期待を述べた。 今後は、地元レタス農家直伝のレシピを学ぶ。