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久慈エリア 2025年10月07日 (火)

厳しい天候もピーマン好調 
寄り添った指導で技術向上

JA新いわて久慈営農経済センター管内で、ピーマンの生産が好調だ。全国的に夏場の高温、少雨の影響で苦戦するなか、9月末時点の販売額が2150万円(前年同期比133%)となった。

同センターでは、主力のホウレンソウに次ぐ新たな園芸品目の柱の一つとして露地ピーマンを推進。2021年から栽培が始まり、現在は21人が作付けする。

新規栽培者の増加を受け、同センターは生産者により一層寄り添った営農指導を心がけ、定期巡回や現地指導会に加えてLINEのグループ機能を活用。気になることや分からないことを解消できる体制作りを進めている。

ピーマンを栽培し4年目の洋野町の宇名澤順一さん(48)は「細かい点も教えてもらい、技術が身に付き、収入につながっている。生産者との交流も増え、参考になることも多い」と話す。 南部地区担当課の平坂博喜さんは「資料だけでは理解できないこともある。実際に圃場で見ながら関係機関と指導し、栽培技術の定着を進めていきたい」と話す。

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