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久慈エリア 2025年09月17日 (水)

冬の味覚「寒じめほうれんそう」 
播種スタート

冬場の寒さに当てて甘さを増す「寒じめほうれんそう」の播種(はしゅ)作業が9月上旬、JA新いわて久慈エリア管内で始まった。糖度8以上だけを出荷し、冬の味覚として人気が高い。本年度は約5ヘクタールに作付けする予定で、地元市場を中心に11月下旬から来年2月末にかけて出荷する。

普代村で寒じめほうれんそうを生産する中村駿人さんは「寒さにしっかり当てることで甘味が増していくので冬場だけに味わえる。出荷を楽しみにしてほしい」と話す。

寒じめほうれんそうは2019年、目の健康維持に効果があるとされるルテインを含む機能性表示食品に登録された。味の良さや見た目のインパクトに加え、健康維持といった付加価値を高めている。三陸自動車道を活用した販路拡大も進めている。

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