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久慈エリア 2025年06月11日 (水)

「アンジェレ」を定植 
安定収益目指す

久慈市の宇部川ファームは6月11日、全農オリジナル品種のミニトマト「アンジェレ」の定植作業をした。同ファームは2018年に全農式トロ箱養液システム「うぃずOne(ワン)」でミニトマトを栽培。23年から「アンジェレ」を導入した。

水稲48ヘクタールを栽培する同ファームは、育苗ハウスの有効活用と園芸品目の導入による通年雇用を目指し、ミニトマトの栽培を始めた。

「アンジェレ」の導入は収穫・調整作業の効率化と収益の安定化が目的。「アンジェレ」は出荷ロスが少なく、契約販売で価格が安定しているため計画を立てやすい利点もある。 鹿糠沢津嘉代表は「アンジェレはへたを付けずに収穫し、パック詰めがないので作業効率は良い。夏場の管理を徹底することで計画量を出荷したい」と語る。JAの畠山将太さんは「夏場の管理で、以降の収量に影響がある。安定出荷できるようしっかり支援していきたい」と話す。

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