リンドウ生産量日本一の八幡平で、本年度の花育授業が始まった。同授業は今年で14年目の取り組みで年間4回行われる。歴史や生産方法など「花育教科書」を使い、地元で生産される「安代りんどう」への理解を深めていく。
5月13日に1回目の授業が行われ、八幡平市立安代小学校と田山小学校の6年生24人は八幡平市博物館で、ブランド「安代りんどう」の歴史を学び、育苗施設で播種から育苗までの作業について生産者から学んだ。
安代小学校6年の斉藤水澄さんは「知らなかったことを学べたので良かった。定植の作業もできるので次回も楽しみ」と笑顔で話す。
同授業はJA新いわて八幡平花卉生産部会など関係機関が協力して行われている。齊藤正樹部会長は「授業を通して、地元で生産される安代りんどうへの理解を深めてほしい」と話す。