ＪＡ新いわて岩手町育苗センターで、２０２４年産米の水稲の播種作業が始まった。２７日まで続く。

播種作業は１日５０００箱の育苗箱に播種機で種をまく。出芽機で３日間保管した後、芽を出した育苗箱はビニールハウスに移して管理し、５月中旬から農家に引き渡す。

同センターでは、７万箱（約３００ヘクタール分）の育苗箱に、「あきたこまち」「いわてっこ」など１０種類の種を播く。

東部営農経済センター米穀園芸課の三浦悠暉さんは「ハウス内が３０度以上になると病害虫が発生しやすくなる。しっかり温度管理を行い、良い苗を生産者に引き渡したい」と話す。