ＪＡ新いわて二戸地域花卉生産部会一戸支部は１１月１６日、「リンドウ生産販売額１億円達成記念大会」を二戸市で開いた。２０２２年度は、収量の向上と需要期の出荷に合う品種への改植が進み、１０アール当たりの収量の向上、需要期に合った出荷による高単価での販売に取り組み、過去最高となる１億１２３０万円の販売となり１億円を達成した。大会には生産者や関係者ら約５０人が出席し１億円達成を祝った。

同支部の西堀和美支部長は「コロナ禍など農業情勢が厳しい中で明るい話題になった。関係機関と協力し更なる発展を目指そう」とあいさつした。

ＪＡでは、需要期にあった品種への改植を進めており、２０２０年から定植１年目の圃場巡回を始め、株の生育や病害虫被害などを確認し、需要期出荷と１０アール収量の向上に取り組んできた。今年度は１０アールの収量が前年対比で１１２％となり、単価が同比１１７％となっている。

今後は、面積拡大や計画的な株更新、需要期品種の作付けを進め、３年後の２５年度には、１２ヘクタールに作付けし、１億２５００万円の販売を目指すことを確認した。