夢ネット(各地の話題)

久慈エリア 2022年02月26日 (土)

べごツアー再開願う オンラインで山形村短角牛をPR

 大地を守る会オーガニックフェスタ実行委員会が主催するオーガニックフェスタ2022「大地を守る大人の学校」が2月26日に開かれました。大人の遠足編として、大地を守る会の会員らはYouTubeライブで繋いだ全国の生産現場の様子をオンラインで楽しみ理解を深めました。久慈市山形町からは、同地域で生産される山形村短角牛の牛舎から中継を繋ぎ、山形村短角牛の特徴や1年を通した飼育方法など映像を通して紹介しました。  JA新いわてくじ短角牛肥育部会の中屋敷稔部会は、同地域の牛舎から飼育されている牛の様子や、国産飼料にこだわった飼養管理などを説明しました。  「夏山冬里」方式で飼育される山形村短角牛は、夏は標高500~800メートルの丘陵部にある放牧地で伸び伸び過ごし、冬は牛舎へ戻り冬を越している。脂身が少なくヘルシーで、うま味が凝縮された赤身肉が特徴。大地を守る会の会員とは1983年から続き、会員らが「べごツアー」として産地を訪れ、山形村短角牛の放牧の様子や地域文化を体験するなど、顔の見える交流を始めて40年目になります。  中屋敷部会長は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、20年からツアーの開催を断念しているが、終息後は産地を訪れ山形村短角牛が育つ環境に触れて産地の魅力を体感してほしい」と話しました。
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