鵜鳥神社

quiz_201601

 普代村中心地から北上し国道45号線脇に大きな鳥居が現れます。この鳥居をくぐり車で約10分で鵜鳥神社(遥拝殿)につきます。また、遥拝殿山門をくぐり徒歩で参道を登ること15分、卯子酉山山頂付近に本殿があります。縁結び、安産祈願、海上安全、豊漁の神として古くから岩手県内はもとより他県まで広く尊崇されています。本殿の先にはお岬様と呼ばれる石の祠があり太平洋を一望できます。古くは海上からの目印であったとも言われています。

 この地方に伝わる源義経北行伝説によると、蝦夷地を目指す途中の文治5年(1189年)この地を訪れた義経は卯子酉山で金色の鵜が子育てをしているのを見て神鳥であると思い、七日七夜にわたり海上安全、武運長久、諸願成就を祈ったところ、「汝の願いを聞き届けよう」との神のお告げがあり、感謝した義経は鵜鳥大明神として山頂に社殿を建立して祀り、翌年から祭典を執行するよう命じたと言われ、現在も旧暦4月8日に例大祭が行われています。

この例大祭でも奉納される鵜鳥神楽は宮古の黒森神楽とともに、岩手県沿岸部で「北の鵜鳥、南の黒森」と呼ばれ、隔年で交互に北回り、南回りの巡業が行われています。昨年国の無形民族文化財に指定されました。

この観光スポットの詳細

※この情報は、広報誌「夢郷」2016年1月号に掲載された当時の内容です。詳細情報が変更となっている場合があります。

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