亀麿神社

亀麿神社

 IGRいわて銀河鉄道金田一温泉駅から県道244号線に出ておよそ1.5㎞進むと緑風荘の看板が見えてきます。
 あの座敷わらしで有名な亀麿神社はこの緑風荘の敷地の一角にあります。

 およそ670年前、後醍醐天皇に使えていた藤原朝臣藤房が足利軍に追われ南部藩(金田一)に落ち延びました。この時二人の子供の内当時6歳だった兄の亀麿が金田一までの旅路で病に倒れ、「末代まで家を守り続ける」と言い残して息を引き取ったそうです。
 この亀麿の霊が「家の守り神」として緑風荘の奥座敷「槐の間」に棲みつき、時々客人に姿を見せたりいたずらをするようになったと言い伝えられています。そして、この部屋に泊まり座敷わらしに出会えると驚くほどの幸運に恵まれるとも言われています。
 有名な著名人をはじめ、年間9千人を超える観光客でにぎわったこともありました。
 緑風荘は平成21年に火災となり全焼してしまいましたが、亀麿神社は奇跡的に無事でした。今年は緑風荘再建を目指し取り組んでいます。皆さんも是非一度伝説の座敷わらしに会いに来てみませんか。

この観光スポットの詳細

※この情報は、広報誌「夢郷」2015年2月号に掲載された当時の内容です。詳細情報が変更となっている場合があります。

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